ビット演算とは、その名の通りビットの演算を行うことです。ビットは真(1)/偽(0)しかないため、2進数で考えなくてはなりません。我々人間は普段10進数で数えますが、コンピュータは2進数で数えています。2進数のほうがコンピュータにとって都合がいいからです。そのためプログラムを書く時は、10進数だけではなく2進数も理解する必要があります。特に8bitマイコンを使う場合は、2進数の計算は必須です。これが出来なければ話になりません。
ビット演算は、真(1)/偽(0)のみを使った演算です。
<ビット論理和> |A|B|(A|B)| |0|0| 0 | |0|1| 1 | |1|0| 1 | |1|1| 1 |
<ビット論理和> |A|B|(A&B)| |0|0| 0 | |0|1| 0 | |1|0| 0 | |1|1| 1 |
<ビット反転> |A| A~| |0| 1 | |1| 0 |
<排他的論理和> |A|B|(A^B)| |0|0| 0 | |0|1| 1 | |1|0| 1 | |1|1| 0 |